子どもの希望進路と、親の希望が合わないことが結構ありますよね。
どちらを優先すべきですか?
と相談を受けることが多いです。
前提として、子どもは未熟な部分も多く、的確な判断ができないこともあります。
なので、保護者様が子どもの進路の相談に乗ることは大事だと思います。
しかし、親の考えを押し付けるのだけはやめたほうがいいです。
不幸を生みます。
一生恨まれることもありますよ。笑
恨まれるだけならまだしも、子どもに「親に決められた進路だし」という思いを持たせてしまう損害が大きいんです。
子どもが実際に進んだ先では、そりゃ、嫌なことも少しはあるじゃないですか。
勉強がうまくいかないこと、友達とうまく行かないことも。
思ったような理想とはかけ離れているもんじゃないですか、実際に進学した後って、ほとんどの人がそうやって思うことがあると思う。
そんなときに、自分で希望した進路でなく「親が決めた進路」だと、いいわけだらけになりますね。
行かない。辞める。お前のせいだ。
こういった不幸をたくさん見てきました。
子どもの進路を決めたがる親心。わかりますが、アプローチ方法を少し変えましょう。
親にできることは、しっかりと相談に乗って、希望の進路を決めていく過程に対してアドバイスするんですよ。
否定や押し付けをしてはいけません。
子どもが自分の人生を行きていくための進路決定で、甘い考えがあれば、それをとことん話し合っていくんです。
当然、親の行かせたい学校を優先する理由がありません。
子どもの人生です。
子どもが主役です。
犯罪にでも手を染めるわけでもないのに、子どもの希望する進路を否定はしてはいけません。
話し合いをしっかり。