川上大樹|教育学習塾グループ代表 [エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校]

埼玉県の東武東上線沿線に11校舎ある エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校 の代表のブログ

子どもの進路。親は

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《塾経営者・塾講師向けnote》

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8年前のことを鮮明に思い出した。

 

 

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「先生、、、うちの子が、調理師専門コースに進みたいって言うんです、、、」

 

 

三者面談のときに、そう言われた。

 

 

 

 

保護者様「でも、、、やっぱり、普通科の方が、将来やりたいことが変わったときに、、ね、、、」

 

 

生徒「調理師になるって決めたんだ。」

 

 

保護者様「でも、、先生、、どう思いますか?」

 

 

俺「いいかい?万が一、勉強から逃げたくて調理師の専門コースに行きたいと思ってるとしたら大間違いだぞ。

 

言い方は悪いが、勉強程度をしっかりできなくて、調理師の世界で生きていけるほど甘くない。

 

勉強から逃げたいわけじゃないだろうな?」

 

 

 

生徒「もちろんです!」

 

 

 

このとき、生徒の目は本気だった。覚悟があった。

 

 

 

保護者様「でもね、、普通科の高校を出てからでも遅くはないんじゃない?」

 

 

生徒「いや!早く調理師になりたいんだ!」

 

 

 

保護者様「先生、、、私は普通科に行かせたいんです。。。先生、どうすればいいですか?」

 

 

 

俺「お母様のお気持ちはとてもわかります。本音を言ってもいいですか?」

 

 

 

 

保護者様「はい。聞きたいです。」

 

 

 

俺「お子様の結婚相手まで親が決めていた時代もありました。今思えば子どもの自由でしょ。

 

進路も同じですね。お子様の人生なので、親が口出す権利はないと思います。

 

子どもが決めたことを、親は支えていく役割があるのかな、と思います。

 

もちろん、明らかに間違っていたり、逃げようとしているのなら、それは、大人としてしっかりアドバイスはしないといけませんが。

 

子どもが決めたこと。自分で責任を持って進んでいくのが当然です。」

 

 

 

 

保護者様「、、、、、、」

 

 

 

 

俺「本気なんだろ?」

 

 

生徒「はい!」

 

 

 

俺「だったら、家に帰ったら、自分の想いと、覚悟をお母さんにしっかり伝えなさい。

 

お母さんにわかってもらえるように話をしてみなさい。

 

そこで、自分が自分の想いを再度確かめることにもなるし、何時間でも話し合いな。」

 

 

 

 

生徒「はい!」

 

 

 

次の日、保護者様からのお電話

 

 

 

「先生、先日はありがとうございました。子どもと真剣に話し合えました。

 

私の不安と心配なこともしっかり伝えて、理解してくれたようです。

 

あの子の気持ちをいろいろ聞けて本当に良かった。

 

あの子の夢を応援することにしました。

 

先生、、、「親に口出しの権利はない」とキッパリ言ってくださってありがとうございました。スッキリしました。」

 

 

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こんなことが8年前にあったことを鮮明に思い出した。

 

 

と、いうのも、先日、とある場所で

 

「川上先生ですよね?」と、話しかけられた。

 

一瞬誰だかわからなかった。8年前の卒業生だったから。

 

「あー。○○!久しぶりだねぇ」

 

と言ったら、その子は

「お久しぶりです!今しっかり調理師やってます!」

 

 

と、第一声が、調理師やっています!だったということは、その子は私との思い出はあの三者面談なんだろうなーと。笑

 

 

 

改めて思う。

 

 

生徒たちの夢を応援する仕事。

 

最高だなぁ。