貧乏だったから、大学時代はたくさん稼いでいた。
塾で月曜から土曜までに6クラス担当。
さらに1つ増やせないか?と頼まれた。
普通なら、無理って断るよね。
だって月曜日から土曜日まで授業してたんだから。
でも、僕は「いいっすよ」と。
できないと言わず、できるためにどうすればいいかを考えよう、と。
ほーら、できた!
土曜の夕方にもう一つのクラスを担当できた!
僕も稼げるし、何より担当できる生徒が増えて嬉しいし、塾も、生徒たちも喜んでくれた。
僕の「イエス」で、みんはハッピーじゃん。
ハードな毎日。
(日曜に休めた?いやいや、日曜は家庭教師で二人の生徒を午前午後で教えていた。)
この結果どうなったと思います?
週に3クラスしか持っていない先生の2倍以上の経験を僕は積めるわけですよ。
3年もやれば、もう、差は歴然。圧倒的な場数と経験。
そりゃ負けないよ。
そんなこんなで、人生で大事にしている「ノリの良さ」
僕は基本的には、イエスと答えるようにしている。
周りから幸運にみえる人間はね、チャンスをつかんでいるだけ。
チャンスはそこらじゅうにある。
誰のところにも降ってくる。
チャンスをつかむ魔法の言葉は「イエス」だ。
まだなんもできない新卒ルーキーのときは
「できるかわかりませんが、やってみたいっす!」
それで可能性を広げてきた。
スケジュール面でも「いついつ会えます?」と聞かれたら、まず確認もせずに「はい!」作戦。
そのあとすぐにスケジュール帳みて、優先度(希少度)を考えて調整。
どうしてもダメなら、そこで相手に言う。「あー、スケジュール入っちゃってました。次の週はいかがですか?」って。
これ、相手も不快じゃないのよ。実は。
スケジュール確認の前に「はい!」って言っちゃうの、会いたいって気持ちの表れだから。
最初から、迷ったり、断ったりしたら、チャンスが逃げていくと思っていたから。
若いうち「ノー」と言ったらもったいない。
という持論があるが、これは時代背景や、本人の人生の目標にもよる。
だから、絶対に押し付けない。
オススメは軽くするが、押し付けない。
やってみなよ、上を目指すならね。