親子の会話について。
親子の会話が幼い頃の子どもの脳の発達に大きな影響があるのは、世界中で言われていますね。
「ただの日常会話でいいんです。」と、専門書で読んだ記憶もあります。
私が大事に思う基本スタンスは「頭を使う」会話です。
「うん。」とか、「違う。」
で終わってしまう会話ではなく、
何かを思い出さないと応えられない会話や、
何かと結びつけないと答えられない会話を心がけてみましょう。
具体的には、(まぁまぁ低年齢を意識しています)
信号機みて、「今は赤色だけど、その前は何色だったっけ?」
アニメ見てて「○○は何か怒ってるね。なんで怒っているのかな?」
ゲームやってて「もしこうだったら、どうなっていただろうか。」
「そうかー。失敗しちゃったのか。いいんだよ。でも、どうすれば成功したと思う?」
「ケンカしちゃったのかー。そうかー。なんで○○くんは怒って泣いてしまったのかな?」
とか、問いかけましょう。
そして、大事なのが「待つ」ことです。
子どもの返答が遅くてもじっくり待つ。
そして、不完全なら、勝手に想像して理解してあげちゃうのではなく、しっかりと聞き返すことが必要。
親の言葉はすべて教材です。
まだ○才なんだから、こんな難しい言葉は使わないようにしよう。ってのはいけません。
親は基本的には気にしないで大人の会話を続ければいいと思います。
必要なら、言い回しを変えて言い換えたり、は必要ではありますが。
最初からレベルを下げた会話をすべきではありません。