渾身の一冊完成!Kindle出版しました!
「自学自伸®︎」の指導法を全てここに書きました!指導者や親御さんにもお読みいただきたいです!
親御さんはもちろん我が子の成績アップのサポートに効きます!
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【目次】
序章:はじめに
1.「丁寧に教える先生」が生徒を伸ばせない理由
つきっきりで教える指導の限界
その瞬間の「スッキリ」と、一ヶ月後の「ゼロ」
生徒が本当に伸びるとき — 負荷と頭を使う瞬間
2.塾や先生は「魔法使い」であってはならない
依存させてはいけない:「塾のおかげで」「塾がないと駄目」
過去問で点数を上げても意味がないと言える理由(生徒を潰す可能性)
塾の役割は「勉強を教える」ことではなく「学び方を教える」こと
究極のゴールは「塾なんて不要な状態」
3.「自学自伸®️」とは何か
商標登録済みのこの言葉に込めた教育哲学
自分で学び、自分で伸びる力
社会が求める人物像
【章のまとめと実践チェックリスト】
第1章:「自学自伸」の哲学と親の役割 — 長い道のりを覚悟する
1.本当に良い先生とはどんな先生か?
すぐにわかるように教える先生は、本当に良い先生か
「俺の言った解き方でやれば点数はあがる」と言う先生の自己満足
指導者に必要な覚悟:すぐに結果が出ない長い道のり
2.生徒を伸ばす指導者が守るべきこと
生徒が伸びるときは例外なく本人が頭を使っているとき
指導者に求められる「余白」を作る意識
「待つ」「適切に導く」「定着させる」「自立させる」のステップ
塾講師、学校の先生、保護者の方々が意識すべきこと
3.【親でもできる】自立と成長を促す「待つ・導く」指導法
「教えない」ことへの不安を乗り越える
家庭内で作る「余白」:安易に答えを教えない接し方
子どもの頭を活発にする親からの「質問返し」の技術
成長を長期的に見守る親の忍耐力の重要性
4.なぜ「教えない塾」を目指すのか
教えれば教えるほど奪われる生徒の考える力
特に注意すべき個別指導や家庭教師における「余白」の欠如
生徒の頭を活発にする「ヒント」と「質問返し」の技術
そこに「楽しさ」はあるか?
【章のまとめと実践チェックリスト】
第2章:自学自伸の四本柱(I)— 目標設定とその管理
1.目標設定で大切なこと
目標にすべき適正レベルとは何か
「届きそうで届かない」人参をぶら下げる技術(馬と人参の法則)
目標が高すぎてやる気を失った生徒への対応
「キラキラした目標」という名の逃避
目標が低すぎて褒められるべきではない生徒への対応
2.目標ありきのスケジュール作成技術
先に決めるべきは「日時」か「内容」か
カレンダーに埋める前の「見通し」の重要性
教科別、学習内容に応じたスケジュールの立て方
3.成績が上がる「学習時間のフレーム」
インプット、アウトプット、そして最重要の「アウトプットイン」
教科書を写すだけ、丸付けをしないアウトプットの無意味さ
理想の時間の比率:インプット:アウトプット:アウトプットイン=3:3:4
4.モチベーションを維持する仕組み
モチベーションは「頼るもの」ではなく「出すもの」
目標の書き出し、周りへの宣言、達成した自分の妄想シミュレーション
モチベーションに左右されない「習慣化」への布石
【章のまとめと実践チェックリスト】
第3章:自学自伸の四本柱(II)— 自学技の習得と質問力
1.適切な問題集・参考書の選定
サッカー初心者にオーバーヘッドキックを教えるようなもの
市販・塾専・学校教材:レベルと内容を見極める方法
一番伸びるのは「7割解けて、3割間違える」レベル
生徒・保護者だけで難しいとき、誰にアドバイスを求めるべきか
2.「解説の扱い」が生徒の伸びを左右する
答え合わせだけで解説を読まない生徒は100%伸びない
解説を理解し、適切な質問につなげる流れ
塾講師が解説の質にこだわる理由
3.質問力
「せんせー、わかりませーん」で終わらせない指導
解説を読み、ピンポイントで説明させる質問指導
先生が「ヒントや質問返し」で頭を活発にする瞬間
もちろんリハビリ段階も必要
特に個別指導や家庭教師の注意点
【章のまとめと実践チェックリスト】
第4章:自学自伸の四本柱(III)— 勉強の習慣化と家庭の環境づくり
1.習慣と「やる気」の関係
歯磨きに「やる気」は必要ない
習慣化の初期段階で必要な「親や先生の力」
【事例に学ぶ】子どもの歯磨きから学ぶ「習慣」のメカニズム
理想は「自らがその大切さに気付き、能動的になること」
2.「やる気があるからやる」のではない
「勉強をするからやる気が出てくる」という真実
行動が先にあってやる気になる(スポーツや仕事と同じ)
物事の上手い下手は無関係:「目の前のことに一生懸命になる」大切さ
やる気に頼らず「まず始める」ための工夫
3.習慣化を支える環境と強制力
誘惑に打ち勝つための環境整備
親が用意すべき「多少の強制力や環境」とは
スケジュールを淡々とこなすことの価値
習慣化までのプロセスを乗り越えるためのサポート体制
【章のまとめと実践チェックリスト】
第5章:自学自伸の実践と未来
1.塾での自学自伸授業の具体例
「教えない」が生む、熱気ある静寂
英語の授業例:現在完了形を「発見」させる
2.「教えない」と伝えることから始まる成長
「先生は教えないからね」と宣言する真意
正解した問題こそ質問し、「自分なりの言葉でまとめる」
3.自学自伸の先に待つもの
「依存」ではなく「最強のパートナー」へ
一流のアスリートにこそコーチが必要な理由
社会が求める人物像
【章のまとめと実践チェックリスト】
第6章:【教科別】偏差値の壁を突破する「自学自伸」攻略マニュアル
全教科共通:暗記系学習の共通技術
脳を騙す「雪だるま式」反復術
1.英語:「音読」なき学習は無駄である
英語は「勉強」ではなく「トレーニング」
「意味のわからない音読」はただのお経。理解が先決
単語は「書いて」覚えるな
2.数学:「わかったつもり」を破壊する再現性
数学は「観るスポーツ」ではない
ケアレスミスという病気は存在しない
ノートは「脳の鏡」である
解けない問題へのアプローチ:「15分悩んでダメなら答えを見ろ」
3.国語:すべての答えは「本文」にある
「センス」や「フィーリング」に逃げない
接続詞は「道路標識」である
選択肢問題は「消去法」ではなく「積極法」で
4.理科・社会:暗記のその先へ
一問一答だけでは「戦えない」
教科書と資料集は「セット」で開く
【章のまとめと実践チェックリスト】
第7章:順調にいかない時の「処方箋」 ~壁にぶつかった時の対処法~
1.スランプの正体:「踊り場」での過ごし方
2.ケアレスミス対策:「不注意」で片付けない再発防止策
3.反抗期と受験:「勉強しなさい」のパラドックス
4.テストの振り返り技術:答案用紙は「宝の山」
5.【コラム】スマホを持たせるときの「親子の契約書」
【章のまとめと実践チェックリスト】
番外編:【小説風】悩めるママの子育て日記 ~場面ごとの解決法~
第1話:私の子育て、間違っていたの? ~孤独なママを救う義母の言葉~
第2話:「次は頑張る」を信じて、信じない ~心を安定させる期待と想定~
第3話:イライラからの脱出 ~「家は応援団、外は修行の場」という考え方~
第4話:言葉は「呪い」にも「魔法」にもなる ~大人が貼ってしまうラベル~
第5話:その「優しさ」が子どもの武器を奪う ~受験という苦労の価値~
第6話:親子の戦争、終結宣言 ~「小競り合い」に勝って「未来」を失わないために~
あとがき
