ゴミ拾いのボランティア活動を「塾が」やるんです。
これ、なぜこんなことを「塾が」やり始めたのかって。
今でも鮮明に覚えていますね。
10年くらいまえ、
塾の前の道路を歩いていたおじさんが、タバコの吸い殻をポイ捨てしたんですよ。
生徒数名と僕もその場にいて、正義感強い女子生徒が、なんと、注意しにいきそうになったんです。
僕は「やめておきな」
って止めました。
その生徒は、なんで?と、悔しそうにしていましたね。
僕は、しっかりと伝えました。
君は間違っていない。完全に正しい。
でもね、
世の中、常識が通用しない人も結構いる。
理不尽なことも結構あるんだ。実際。
もしも、相手が暴力的な人だったら、逆ギレされて危害を加えられることもある。
誰も得しない。
そう伝えると、彼女は、なんとなくわかったような、でも、納得できないような感じでした。
僕はさらに言いました。
君の正義感とその行動力は尊敬だ。素晴らしい。
こうやって使ってみてはどうかな?
と、僕はおもむろに歩き出し
さきほど捨てられた吸い殻を拾って、ゴミ箱に捨てた。
「なんで先生がそんなことをする必要があるのよ!」
って言ってましたね。
僕は彼女に伝えた
え?なんで?別に俺は気分わるくないよ?
むしろ、爽快だな~!
って。
それを聞いた生徒は、とても驚いていた。
が、すぐに僕と同じ爽快な表情になった。
残念ながら世の中にはゴミをポイ捨てしてしまう人はまだいる。
でも、ゴミを拾うような素敵な人が、それ以上に増えたら、この社会は、もっとよくなるんじゃないかな?
と。
そこから、塾内で有志が集まって地域のゴミ拾い活動が始まりました。
まずは、自分の地域から住みやすい町にしていきましょうよ。ってね。
我々は「教育学習塾」ですから。
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