中学1年生のある子に
「あー、きみは学年1位とれるなぁ。簡単ではないけどね」
と、伝えた。
彼女とお母様は「いやいや、うちの子が?そんな、無理無理」と言っていた。
俺は「いや、今まで何千人も見てきたんで、わかります。彼女なら学年1位取れますよ。簡単ではないけど」
その半年後、見事に彼女は学年1位に。
「先生のおかげです。こんなに伸ばしてもらって嬉しいです。でもなぜ、この子がこんなに伸びるとわかったんですか?」
お母様の疑問。
そうですね、
粘り強く考える姿勢。
真面目さ。
負けず嫌い。
です。
当然、学年1位は本人の努力の結果です。
あと、もし、俺の力が授業以外で少しでもあるとしたら、
「学年1位とれるよ」と目の前で言ったことです。
子どもに良い定義付けをすると、そうなろうとするんですよね。無意識にでも。
逆に、子どもに、悪い定義付けをすると、見事に悪くなろうとしてしまう。
っちゅうことですなー。
いつでもどんなときでも、良いレッテルを。
「あんたはいつもそう。ダメね。」ではいけません。