川上大樹|教育学習塾グループ代表 [エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校]

埼玉県の東武東上線沿線に11校舎ある エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校 の代表のブログ

子へのレッテル貼り

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《塾経営者・塾講師向けnote》

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たくさんの反響がありましたー↓

 

 

実は私も,小学校・中学校時代は問題児であり,気に入らない先生の授業は聞かないでノートも取らない。外に遊びに行ってしまう。などなど。

 

 

時に妨害したり,着席していなかったり,何度も「○○障害」だと学校では言われたのです。

 

 

病院で診断してもらえと言われたときも,幸いにも母親がデーンと構えていましたので専門機関に連れて行かれることはありませんでした。

 

 

今思い出しても,本人は普通だと思っていました。

 

 

授業がつまらなく,わかりにくいときにそうなっていたのです。

 

 

一方,好きな先生は、「お前ならできる」と言ってくれました。

 

 

そんな信頼できる先生の授業は誰よりも集中して授業を受けていました(典型的な良いレッテル効果)。

 

 

 

さて

数年前、僕が現場にいたときのことです。

 

 

とある中学1年生の女子のことですが,その半年前,彼女が中学に入って,まだ定期テストなどをやっていないときに,

 

 

この子は良いもの(この感覚そのうちブログに書きますね)を持っているなぁと思ったので

 

 

「きみ、学年1位をとれるよ!」

 

 

と言ったとき,生徒は「?」と驚いて「いやいやそりゃない」と言っていました。

 

 

実は,我々は,勉強に対して良い姿勢で素質のある生徒にはこんな声をかけることがよくあるのです。

 

 

「その気にさせる」という意味でとても効果的な方法であることは証明されています(誰にでも言っているわけではありませよ)。

 

 

 

彼女は1学期中間テストでは惜しくも逃しましたが,期末テストにて見事学年1位をとりました!

 

 

 

もちろん,彼女は優秀なんですよ。

 

 

それと,おこがましいかもしれませんが「学年1位をとれるよ!」という良いレッテルを貼ってあげることで,「できるかも」と,無意識的に思えてくるんですよね。

 

 

 

もちろん彼女の努力と,お母様の並々ならぬサポートの結果なのですが(私たちも少しでもお力になれていれば嬉しいなぁと(^o^)笑 )。

 

 

 

また,こんな生徒もいました。

 

 

 

学校では「超」が付くほどの問題児。

 

 

しかし,彼の優しいところや,リーダーシップを見抜いた我々は,

 

 

大問題児の彼に「お前は良いモノを持っているぞ!パワーがある!期待しちゃうな~」と言い続けました。

 

 


彼は塾では誰よりも真面目に授業を受け,学校の成績では「1」ばかりの彼が、塾では素晴らしい生徒でした(見た目は不良でしたが・・・)。

 

 

ある日学校でいつも通り問題を起こし,「そんなんじゃ,塾を辞めさせる」(理由不明(笑))とお母様が言ったとき,土下座をしてまで塾を辞めたくないと言ったのです(勉強嫌いの彼が)。

 

 

彼は塾では一層頑張っていました。

 

 

しかし,引き続き学校では問題ばかりを起こすのです。

 

 

茶髪,私服で登校先生への暴行はなくなりませんでした。

 

 

 

この差は何なのでしょうか。

 

 

 

その一つがレッテルです。

 

 

 

彼は学校では不良で落ちこぼれで悪さしかしないとレッテルを貼られ,先生たちからも煙たがられていました。

 

 

 

必然的に彼はそうなるしかなかったのです。

そんな状態で真面目でいられますか?

 

 

 

一方、塾では,

 

何だか知らないけど,先生達に認めてもらえる,しっかりやってみたら褒められる。

 

 

ちょっと嬉しいから,みんなと同じように勉強してみたら,また褒めてもらえた。

 

 

「エイメイの先生達は裏切りたくないと思っていた。」

 

 

卒業してから彼がそう言ってくれました。

 

 

これ、何の不思議もない「原因と結果」ですよね。

 

 

大人達,特に親や先生は子ども達の人生を左右するほどの影響を及ぼします。

 

 

だからこそ,責任を持ちましょうよ。

 

 

悪いレッテルの連発はやめましょう。