もう10年くらい前の話になるが
「おい、こら、邪魔だ」
５０代の少し酔ったおじさんが、中学生1年の女の子に塾の前で怒鳴った。
女子生徒は歩道を自転車でふさいでしまっていたらしい。
すぐに謝り、端っこによけた。
しかし、おじさんは少しお酒が入っていて熱くなり説教をはじめる。
それを目撃した先生が、俺にそう伝えてくれた。
俺は駆け付け、あいだに入る
「すみませんでした。本人も謝って反省しているので、お許しください。」
と言った瞬間、おじさんが
「おい！おまえうるせえよ！」
と返してきてしまったのでひともんちゃく。
おれ「はい、そうですね。生徒は遅いので帰らせますね。僕が話を聞きましょう」
と、生徒を帰す。
おじさん「は？おめー何様だ？このアホが！」
おれ「ん？、、、アホ？」
おれ「・・・・おい。おめーは何様だよ？誰がアホだって？」
おじさん「え！？お、、な、なんだ？その口の、ききかたは、、」
おれ「なに驚いてんだよ。おめーの口のききかたに合わせたんだよ、アホ」
おじさん「このやろう！このガキが！！やってもいいんだぜ！」
おれ「やる？何をだよ、おっさん。ケンカか？やってみるか？」
おじさん「・・・このやろ、、おい、、せ、責任者を出せ！」
おれ「俺だよバカ、俺が責任者だよ」
おじさん「え！？ち、ちがくて、ほら、本部の社長とか、、」
おれ「だから、俺が社長だよ」
おじさん「・・・・・・こ、このやろう、、殴ってみろ！」
おれ「いいの？いいんだね？おれ殴るけど。」
おじさん「こ、この、アホが！」
この辺りで騒ぎを聞きつけた社員が駆けつける。
M永。
(彼は現みずほ台塾長)→赤い塾の塾長ブログ
おれ「おー、M永、このおっさん、俺にアホだってよ。」
おじさん「なんなんだよ」
おれ「おめーがなんなんだよ。」
M永「まぁまぁ、おじさん、あれ？少し飲んでます？また～～、もう～～」
と、M永はとても酔っ払いの相手がうまかったのです。
彼は以前、居酒屋でバイトをしていたり、本人が酒飲みなので（笑）。
なんと！
この後、彼がクレーマーと仲良くなって握手して終わらしているではないですか。。笑
このとき、
我が社の最大のリスクは、俺だな、と思った次第です。
大人な対応のできる優秀な社員に任せて、
なるべく、私は、控えようと思いました。笑
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そして、数年後にも「責任者呼べ！」という酔っぱらいクレーマーがいると連絡あったわけです。
俺は出ていかない方がお互いにとって良いと思った。
相手はストレス発散したいんだろうけど、
逆に驚くような対応するぞ、俺は。笑
相手が学習塾だと「おい！責任者呼べ！」というストレス発散希望者がよくいる。
酔っぱらいも多い。
真面目な社長が出てきて謝ると思ってんだろうな。
血の気の多い、育ちの悪い、筋肉ムキムキの不良みたいのが出てくるとは思わないんだろうな。
この時も、一瞬行こうかと思いましたが、会社のこと、相手のことを考えて控えました。
優秀な社員たちに任せることにしました。
