3月、急な決定での学校の休校措置と、その期間が長引いたことの悪影響は、
学習時間の確保ができないことや、
親の勤務体系との問題や、
単位はどうする、受験はどうするんだ、
などの問題ばかりが取り上げられるが、
実はそんなことよりもっと深い問題がある。
人と会わなくなったこと。
人と会わないことでストレスは減ったが、違う大きな問題が出てくる。
人が人間として生きていく上で、人間関係のストレスは避けて通れない。
そのストレスを適度に味わいながら生きているんだ。
避けようと思うなら、宇宙に一人でいるしかない。
しかし、それはありえない。
だから、今までも多くの人達がストレスとうまく付き合って生きていくための練習を「学生時代」にした。
この休校措置で、人と会わなくなったことで、
「あ~、めっちゃ楽」
と思った人も多いだろう。
化粧しなくていい。
人に気遣いしなくていい。
好きなことをしていていい。
それは、人間としての社会生活から外れるということだ。
一瞬、楽に感じるが、なんか、空虚であり、寂しさを感じることもある。
しかし、これは人間関係のストレスよりは弱く感じるので、そちらを受け入れてしまう人も増えるだろう。
これから不登校や、引きこもりの爆発的な増加が起こる可能性が高い。
今までも、不登校はうん十万人。その予備軍(行かなくていいなら学校なんて行きたくもない)となるとその10倍近くかな。
学校が崩壊へ向かっていくかもしれない。
家庭では似たような流れで引きこもりが増加するかもしれない。
この社会の崩壊への始まりにならなければいいが、、、
私は危機感を感じている。
さて、できることをやろう。