親「テスト結果どうだった?」
子「うん、まぁまぁ」
親「見せてみなさい」
子「はい。95点」
親「まぁ。すごいじゃない。でもなんでこんな問題間違えちゃうのよ。いつもケアレスミスするなって言っているのに、あんたって子は」
これじゃ、頑張れませんよね。
親の子に対する期待値が高すぎる例です。
子どもは親の愛情を獲得したいという本能があります。
ある程度頑張っているのに、いつまでも親に認められない子は、どうなると思いますか。
安直な優越性の追求に走ってしまいます。
ウソをついてしまう。
特別に悪くなろうとする。
のどちらかのパターンが多いんですよね。
ウソをついてでも、親から一時的に認めてもらいたいんですね。
また、自分が悪くなると、親が構ってくれるようになります。
例えば、親の財布から大金を盗んだり(絶対バレるのわかっててやってますから)
弟妹にキツくあたったり(親の愛情の奪い合い)
かたくなに勉強しない(親に構ってもらえるから)
子は愛に飢えているんです。
親として、子の悪いところが目についてしまうのはわかります。
子に期待をしすぎると、その反面、足りない部分ばかりが強調されて見えてしまうんです。
しかし、その悪い部分をこじらせないために、小さなことでも認めてあげましょう。
良いところをどんどん見つけてあげましょう。