自殺を防ぐには、本人への直接ケアで改善できるのは半々くらいだと思う。
自殺なんて絶対にするわけないだろう、って思っている人でも、危険性はあると思います。
いくつかの不運が偶然重なって、そのときの精神状態によっては、鬱っぽくなってしまい、お酒を飲んだりしたときに衝動的に、というのが多いようです。
それをケアしようとしても、本人は心の病なわけで、軽い鬱状態では、本人が自覚さえしていないことも多いといいます。認めたくない、という人も多いでしょうね。
自殺を防ぐには、本人のケアでは半分だと言ったのはそういうことです。
周りの人がもう半分くらいの救える力を持っていると思っています。
僕も昔、そういった生徒を教えていたことがあります。
全力で心のケアをしてサポートしようとしましたが、無理でした。専門の医師へ相談に行くことと、薬の力で、その子は、その後良くなっていきました。
本人は嫌がります、家族も認めたくない方も多いです。
しかし、強く説得してよかったと思っています。
自殺を防ぐには、周りの人が気にかけてあげて、自分の力だけでどうにかしようとせず、専門の方へ相談することが大事だと思っています。
今、奥様にLINEしました。
頼むぞ!奥様!笑
コロナのあとは、自殺対策を本気でやりましょうよ。
世界中で、コロナ対策でここまで本気になれたのですから。
日本だけで年間2~3万人の不幸な自殺を放っておいてはいけません。
世の中が変わらなくてはなりません。
いじめ文化をなくしましょう。多様性を認める社会になりましょう。
それだけで自殺の大半は防げます。
みんなが生きやすい世の中にしていきたい。