部屋に飾ってあるポスター
俺のアイドルはももクロでもAKBでもありません。國岡鐵造(出光佐三)と、オスカーシンドラーです。
「映画シンドラーのリスト」も最高です。
この映画観たくなるような紹介しますね。読むとネタバレですが、それでも絶対に映画観てくれればおもしろですよ。
多くのユダヤ人を救ったシンドラーは、初めはお金儲けが目的だったんです。
戦争に乗じて軍需品で一儲けできると、嗅覚がするどく、そのビジネス戦略も天才的だった。
ビジネスには会計士が必要で偶然ユダヤ人のシュターンを採用し、有能だったのですべての経営を任せた。
その際、安価な労働力としてユダヤ人をたくさん採用した。
この時、シンドラーは、特にユダヤ人を救うなどという考えはなく、むしろ、利用してやろう、くらいの考えだったんです。
戦争が激化しユダヤ人迫害も激しくなる。
目の前で虫けらのように殺戮されていくユダヤ人をみて、シンドラーの心境にも変化が現れてくるわけです。
そして、多くのユダヤ人を救うため、新たな軍需工場の建設を行い、たくさんのユダヤ人を雇用する。
このときに莫大な自己資金を投じて、軍関係者に賄賂を渡し、たくさんのユダヤ人を救おうとしている。
この時に作成された名簿が、シンドラーのリストね。
注目すべきは、この工場で作られた爆弾などは一つも戦争には使われなかった。
意図的に不良品しか作らせなかったんですね。
シンドラーはそうすれば早く戦争が終わる、と予想したのではないか。
しかし、シンドラーはナチスの党員でもあり、軍需工場を経営して、ユダヤ人を大量に抱えていたため、戦争が終われば、逮捕され死刑される恐れもあったわけですよ。
間もなく戦争が終わると、シンドラーは身を隠す。
その際に救った1100人のユダヤ人がシンドラーを救うべく嘆願書を書いている。
映画の最後の方で、シンドラーが、
「俺にもっと金があればもっとたくさんの人を救えたのに、こんな車を売れば10人は救えた。このナチスのバッジはゴールドだからあと2人は救えた」
と泣き崩れるシーンで俺もボロ泣きだ。笑
シンドラーのリストは実話に基づいていて、最後にシンドラーに救われた人たちが実名で出演している。
3時間以上の長編だが、俺は何度も観ている。おすすめです。 (^^)/