「キラキラした目標」を立てて逃避している生徒っているよね。
親が強制したわけでもないのに、子供自身が実力に見合わない「高すぎる目標」を掲げることがあります。 「次は学年1位を取る!」 「今は偏差値30だけど、〇〇高校(地域トップ校)に行く!」
親御さんや我々教師からすれば、「お、やる気があるな! すごいぞ!」と応援したくなる場面です。しかし、ここには注意が必要です。 子どもはときに、達成が難しいのはわかっているのに、あえて高すぎる目標を掲げることがあるからです。
これは、高い志を持っているのではなく、実は「逃避」の一種です。 心理学で「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれる心の防衛反応に近いものです。
実力とかけ離れたキラキラした目標を掲げることで、周りからは「すごい!」「がんばれ!」と言われて、その瞬間は気持ちよくなります。努力をする前から、高い目標を口にするだけで称賛という報酬が得られるからです。 そして、心の奥底では「どうせ無理だ」とわかっています。 もし達成できなくても、「まあ、元々高すぎる目標だったしね」「相手はトップ校だしね」と言い訳ができます。 つまり、「本気でやって失敗して傷つくこと」から逃げているのです。 はなから無理な目標にしておけば、失敗しても自分の能力のせいにはなりませんから。
こういう生徒に「夢はでっかく! その意気だ!」と無責任に煽ってはいけません。 彼らに必要なのは、心地よい夢を見させることではなく、現実と向き合わせることです。 「その目標は素晴らしい。じゃあ、そのために今週は何をする? ワークを3周できるか?」 と問いかけ、キラキラした目標を、現実的な行動計画へと引きずり下ろしてあげる(あるいは、適切な高さまで目標を修正させる)ことが、我々や親のできる愛情ある介入です。
「キラキラした目標」を立てて逃避している生徒っているよね
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