中学生とかになっても、平気で嘘をつく子がたまにいます。
「なんでうちの子はこんなに嘘をつくんでしょうか。何度も裏切られてもう信じることができない。」
うーーーん。
実は、この原因は保護者の方にあります。
嘘をついてしまう状況に追い込んだのは親です。
子どもを追い詰めないであげてほしいです。
嘘をつかないといけない状態に親がしてしまった、と思うようにしてください。
もちろん子どもは嘘をつくことがあります。小さなものから大きなものまで。
その時に、なぜ、嘘をついたのか、を親はしっかり考えるべきなんです。
だからって、子どもが悪さしたら、見過ごすわけにはいかないですよね、親として。
「誰がやったの!?」と叱ることを前提だと、「ぼくじゃない」と嘘をつく。
当然ですよ。まだ子どもなんですから。
嘘をつくような状況にしなきゃいいんです。
問い詰めなくていいんですよ。
「 こんなことしなくてもいいんだよ。こうすると良いね」と、優しく教えてあげましょう。
問い詰めないといけない場面でしたら、
「どうしてやってしまったの?」と、優しく聞きましょう。
「どうして?」なので嘘のつきようがない。笑
ところで、「小さな嘘」程度が家族関係という大きな被害になりかねない事態もあります。
「誰がやったの!?」
「僕じゃない、、本当に僕じゃないのに」
「あなたしかいないの!」
こんな冤罪もとても怖いですよね、一瞬で親子関係が崩れます。
小さな事で、何より大事な親子の関係を一生ギスギスしたものにしてはいけません。
まず、嘘をつかない子になるように毎日意識して子育てして、
万が一、嘘をついてるかな?という場面でも、子どもが自供しない場合は、騙されたフリでもしてあげた方が良いことも多いです。
もちろん、味を占めたらいけませんので、チクリチクリ刺しとくわけです。
強く叱ると、また嘘を嘘で固めたり、嘘を癖にしてしまうので気をつけましょう。
「嘘をつくなんて絶対にダメよ!二度と嘘をつかないって約束しなさい!」
とか、これは逆効果です。
「なぜだ!うちの子はなぜ嘘をつくんだ!嘘は絶対に許さないといつも厳しく言っているのに、、、、」
それこそが、原因なんです。
嘘をつかないといけない状況にしてしまっていることを、親は自覚しましょう。