お勉強「だけしか」できない子を何人か見てきました。
おうちの方は、子どもを自慢されていましたが、私は心配で心配で、お節介をたくさん焼いて、何度も保護者様とぶつかりました。
「小学生4年で英検○級は持っています。」
とお父様がいきなり言うんです。
でも、その子、全然英語を使えませんし、そもそも、普通に日本語でも私との会話に答えを用意しない、消極的状態だったんです。
私の質問には、全部パパが返答していました。
この後、勉強を進めていく過程でこれではまずいんです。
世の中を生き抜いていくためには、これではまずいんです。
お勉強だけできる人を育ててもダメです。
もちろん、勉強はできるに越したことはないけど。
その過程がどうだったか、が大事なんです。
親や先生に強制されてイヤイヤやって、勉強をする意味もわからない子は、大人になると、「仕事」に対しても同じようになってしまうことが多いんです。
僕が大事だと言い続けてきた事は、これです。