川上大樹|教育学習塾グループ代表 [エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校]

埼玉県の東武東上線沿線に11校舎ある エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校 の代表のブログ

ご褒美を与えて勉強やらせるのは

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《塾経営者・塾講師向けnote》

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親や先生の悩みの一つ。

 

 

目先のご褒美で釣って、子どもに勉強させるのは良いのか悪いのか。

 

 

本当の願いは、自らの意志でしっかりと勉強に取り組んでほしいのは当然ですが、

 

 

いかんせん、子どもは、目先の楽しいことや楽なことに流れがちです。

 

 

そこで、ご褒美をちらつかせて勉強させることになる方も多いかと思います。

 

 

※脅したり叱ったりして勉強させるのは、あとから副作用で苦しむことになると思っているので、絶対におすすめしておりません。

 

 

ご褒美に関しては、私は、本人の勉強する目的ができるまでか、その意志が芽生えるまでは、有効活用すべきだと思っています

(世界的な調査研究で、小学校高学年までのご褒美はスタンプやトロフィー、シールで十分と。)。

 

「学力」の経済学

 

 

 

ただし、これを麻薬のようにしてはいけません。

 

あくまでも、本当は、本人が自らの意志で勉強をするようになるように導く、ということを忘れないようにすべきです。

 

あまり適切なたとえではありませんが、ニンジンをぶら下げて、走らせる(初速をつける)わけですね。

 

 

ニンジンは、ときどき鼻につくくらいの距離が適切ですね。遠すぎても馬は走り出しません。

 

つまり、まだ平均点に行かない生徒に450点をとったら、ご褒美とかはすぐに失速します。

 

 

もうひとつの注意、ご褒美はどんどんインフレを起こします。笑

 

 

お小遣いに例えると、○○だったら1000円、次には2000円、、、、

その次には1000円では満足しなくなります。

 

それをしっかり理解した上で、ニンジンや、その他のご褒美を適切にバランス良く繰り出すわけです。

 

p.s.私自身の経験で、今2歳の娘を育てるようになって、「鬼が来るよ」「これができたらアメをあげるよ」という脅しやご褒美は、一定の理解ができるようになるまでは絶対に避けて通れないのだと確信しました。

「脅しやご褒美はいけない」という教育書もあります。しかし、親がしっかり自戒の念を持っていればいいと思います。