子どもが学校に(塾に)行きたくない
と言ったら、
親は、多少はうろたえてしまいますよね。
そこで、ありがちな良くない対応の例は
「自由にすればいいよ」
と、伝えてしまうことです。
子どもは、いつも正しい判断ができるとは限りません。あ、大人でも。
だからこそ、誤った判断なら、大人はしっかりと正しいことを伝えていかないといけません。
だって相手は子どもなのですから。
もちろん、1人の人間として尊重すべきですよ。
でも、間違っているなら間違っていると伝えて理解を促すべきです。押しつけではなく。
楽な方へ逃げたいだけなら、そう甘くないことも伝えなくてはなりません。親の言葉で。
まぁ、でも意外と「自由にすればいいよ」と言われた子どもはしっかり考えて、あ、やっぱり行くわ、ってなることも多いんですがね。でも、リスクはあります。
じゃあ、
「甘ったれるな!許さん!学校へ行け!」
と言うのが正しいかというと、これは、とてもよろしくないですね。
子どもの置かれている状況がわからないからだ。例えば本当にひどいいじめに遭っていたとしたら?
あと、子どもに「やっぱり親は何もわかっていない、分かろうとしてくれない」
と親子関係まで崩れてしまうこともあります。
じゃ、正解(に一番近い)対応は
「じっくりしっかり話を聞く」
ですね。
そして、親なりに全身全霊でアドバイスをして支えてあげることだと思います。
何時間でも、何回でも、大切な子どものために。