川上大樹|教育学習塾グループ代表 [エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校]

埼玉県の東武東上線沿線に11校舎ある エイメイ学院 明成個別 Elena個別女子 EIMEI予備校 の代表のブログ

やる気スイッチだと!?

友だち追加

こちらのLINEを登録すると、ブログの更新情報を連絡します。お気に入りやブックマークの必要がありません。

追加だけでは誰が登録されたかわかりませんのでご安心を!

 

↓塾講師や経営者向けのnoteはこちら。

 

《塾経営者・塾講師向けnote》

-------------------

 

 

 

 

 


保護者様から「やる気スイッチを押してください。」と言われることがあります。

 

 

某大手個別指導塾が、流行らせた言葉ですね。

 

 

しかし、勉強の「やる気」というのは、スイッチみたくパチっとオン・オフを簡単に切り替えられるものではないんです。

 

 

(アドラー心理学的に言うとスイッチがオフになっているだけという「可能性の世界」に逃げ込んで責任転嫁しているわけだが、それについては長くなるので今度)

 

やる気というのは、そうだなー、マッチ棒に火をつけるようなイメージだろうか。

 

 

マッチの先を発火させるにはコツが必要じゃないですか。

 

ゆっくりこすっても火がつかないし、マッチ棒の角度も大事ですよね。

 

 

子どものやる気を出させる(出させるという表現が適切ではないんだが)のも同じく、コツが必要。

 

 

実際、塾には、我々も悔しいけど、なかなかモチベーションが続かずに結果が残せていない生徒もいるのも事実。

 

 

 

マッチになかなか火がつかない生徒がいる。

 

 

例えるなら、湿ってしまったマッチだ。

 

 

 

湿ったマッチに火をつけたいなら、いきなりこすっても火はつくはずがない。まずは、乾かすなどの作業が必要だ。

 

 

 

それなのに、いきなり摩擦で火をつけようと焦ってしまう保護者様もいらっしゃる。

 

 

それではマッチを駄目にしてしまう。

 

 

 

また、マッチ自体は湿っていなくても、こする方に問題があることも多い。

 

 

「ガミガミと勉強しろと言ってしまう」ことで、マッチを湿らせてしまうことが多い。

 

 

 

勉強のやる気においては、

 

具体的には、適切な目標設定、スケジュール管理、具体的な学習内容のアドバイス、モチベーションの維持のサポート

 

などなど、いくつかのコツが必要だ。

 

 

簡単ではない。

 

 

いかにも簡単に思わせるような「やる気スイッチ」などと言うのは、俺は嫌いだ。

 

 

ただ、スイッチが入っていないだけ、という可能性の世界に逃げ込む人も多くいるからだ。