数千人の生徒とその家庭をみてきた僕は、
我が子にスマホは、、、、、確実に持たせます!
これからの時代、避けて通れませんし。
危ないから禁止していては、何も学びません。
禁止は教育の妨げになります。
包丁は危ないけど、そのリスクより便利さでみんな使いますよね。
同じです。
しかし、
スマホのルールは大切です。
「そんなにうまくいかないよ」と言われることも多いですが、
うまくいくか、うまくいかないか、
それは最初が肝心なんです。
大事なのは、スマホやゲームの購入時にしっかりと約束を紙面にしておくことです。
ルールを破ったときは、罰則がある(現実的なものにしないと無意味)。
そして、それを例外なく徹底する。
親が、心を鬼にして徹底できないと、
子どもは「あ、いいのね?」と、とても良くない記憶が残ってしまいますから。
人生、甘く考えることにもつながります。
ただ大事なのは、罰則に関しては、即中止ではなく、段階をつくってあげたりしましょう。子は未熟ですから、失敗をします。一度で没収になって終わりでは何も学べません。
ルールの徹底も、一時的取り上げなども、子どもに理不尽にやってはいけません。
大事なのは、最初の契約ですよ、
子どもとの契約。
それが曖昧なのに、親が勝手に取り上げたり、解約すると親子関係にヒビが入ることもありますよ。
「親は何もわかっていない」
「親はいつも嫌なことをする」
と。
最初に定めたルールの契約が大事なんです。
あと、ルールを守れない子に、親もカッとなって、携帯を破壊したり、ゲームを壊したりする人もいるんですが、いけません。
その「野蛮な行為」を子どもは学びます。
ルールを破ったら、そのときに、なぜ罰則があるのか、なぜ今それを受けないといけないか、を納得させないと、罰則さえも、逆効果ですよ。
今後は正しくルールを守るためにはどうすれば良いか、ここまで子どもと冷静に話し合うべきなんです。
できれば、ルールは親子で一緒に作りましょう。押しつけられたルールという形ではなく、「あなたのためのルール」ですから。
携帯を叩き壊すとか、ゲームを捨てるとか、野蛮なことは控えた方がいいです。
スマホやゲームの使用方法やルールは、親子でしっかり、じっくり話し合いましょう。
「そんな簡単に言うけど、できるかなぁ、本当に。」
「川上先生は偉そうに言うけど、自分の子にできるんですか?」
と言いたい方もいらっしゃいますかね。
これは、【できる、できない】の問題ではなく【やる、やらない】の問題です。
僕は「やります」子どもが大切ですから。