入試には合格不合格が、当然ある。
うちの塾でも、全員が全員、第一志望校へ進学できるわけではない。
入試は、そんな甘いもんじゃない。
全力を尽くした結果、不合格だった生徒もいる。
本当に、本当に悔しい。
一緒に泣いたことも何度もある。
当然、塾の責任でもある。
でもね、
僕は、生徒に謝るのは違うと思っているんです。
本当に全力で頑張った、その子に失礼だと思うんです。
落ちたのは俺たちの責任だ、なんて言うと
「君の力でなく、僕たちの力で戦っていた」
と、遠回しに言っているようで。
塾は、主役じゃないんです。
主役は生徒自身なんです。
だから、
決して謝らない。
でも、
逆に、勉強に全力になれなかった子。受験に必死になれなかった子には、謝る。
先生たちの力不足だ。と。
そういう子たちは、落ちたのに意外とけろっとしていて、謝ったあとに、しっかり話をしてあげないといけない。
高校生活、どうするか、を。
合否の結果ではなく、頑張れなかった子へ責任を強く感じる。
語弊があるかもしれませんが。。。
そういうことです。