高校2年の夏だったか。
青春時代真っ只中。
部活帰り、友人と二人で駅まで歩いて帰っていると
後ろから爆音のバイクが2台。
地元の暴走族ですね。
僕らを抜かすなり、Uターンして戻ってきたんです。
「あ、絡まれるぞ。」
と、友人に言った。
友人は一般人(?)笑
だから、ビビっちゃって。
俺は、それなりに修羅場くぐってきてるから冷静。
「おい、お前ら、朝霞高校生?まじめだね~。」
俺たちは軽く頭を下げてトラブルを避けようとした。
しかし、金髪で背が高い方がバイクから降りてきて
「きみたち、少しお金貸して」
って。
おいおい。真っ昼間っからカツアゲかよ。
「いや。まじ持ってないんで。すんません。他あたってください。」
笑
もうひとりの金髪もバイクから降りてきて、
「おいこら。お前なんだよその口のきき方。この人が誰だか知ってんのかよー?おぁーー!?」
だって。笑
吹き出しそうになりましたよ。笑
「いや、すんませんね。僕ら真面目な高校生なんで、金髪の方は存じ上げません。失礼ですねすんません。笑」
「こら、お前、ちょっとこっちこいや」
と、胸ぐらを掴まれたので
「やめてくれよ」
と払い除けた。
背の高い金髪が、急に殴りかかってきた。
俺は、最強の兄貴との兄弟喧嘩で実戦経験がめちゃくちゃあったから。
なんだかスローモーションに見えた。
かるくかわして、反撃をしてしまった。身を守るためだ!笑
僕は部活では鍛えて筋肉ムキムキだった。当時。
相手はチャラチャラ遊んでいるヤンキー。
負けるわけない。
背の低い金髪の方が、俺の友達に「加勢するなよ?手を出すなよ、タイマンだからな」
だってよ。ぷぷー。
俺の友達、もともとケンカなんてできないタイプだし。笑
なんと、、次の瞬間、背の高い金髪のシャツが真っ赤に血で染まっていた。。。
相手の肩を掴んだとき、ハンドボール部部長の僕の握力で、肉がえぐれたようだ。
そのあと、
僕もカッとなっていたので覚えていないが、
周りの大人が止めにきたときには、道には金髪の割れたサングラスが転がっていた。
もう1人の背の低い金髪も倒れていた。なんで?笑
暴走族のバイクは倒れていた。なんで?笑
金髪の上に僕がマウントをとっていた。
正気に戻ると、相手はボコボコになっていた。
交番に連れて行かれたのは、僕だった。笑
目撃者と状況から、正当防衛だと認定されたが、もう少しで危なかった。笑
この話には、もっと面白い後日談がある。それは後ほど!
お見逃しなく!
笑