この本、流行りましたね~。僕は3度読みました。
教育子育て関連の本はたくさん読んで、自分の現場で3000名近い実例をみてきた。
その中でも、アドラー的な考えは大事だと確信しています。
いろんなアドラー本があるけど、やはり、岸見一郎先生のがホンモノだと思いますよ。
アドラー心理学入門―よりよい人間関係のために (ベスト新書)
まぁ、でも
読書はそのときの自分の心理状態により、誤解読みも起こるんですよね。
だからおもしろいところでもあるし
だから僕はよく読み返したりするんです。
アドラー「的な考え」は、教育には欠かせない。と思っています。
「的な考え」
との表現が正しいと思いますね。
僕は別にアドラーを妄信しているわけではないですよ。一部理解できないところもある。
そりゃそうだ。
しょせん、100年くらい前に、他国での洞察からの学問(哲学?心理学?)だもんね。
しかし、やっぱり、すごいところも多い。
誤解されるところは、
「怒ってはいけない」とは、アドラーは言っていません。
正しくは、
「怒るという選択をしなくていいんですよ」
と言っているんです。
この違いをじっくり吟味してみるんです。深く。
「世の中を複雑に捉えているのはあなた自身であって、実はシンプルなんですよねー」
とも、アドラーは言っています。これも理解が分かれるところですが、じっくり考えるんです。
最初から否定の気持ちだと、もったいないです。
じっくり吟味しようとさえしませんから。
体に良い薬でも、口を閉じていたら、飲めませんよ。
アドラーは「物事の捉え方」の話をしています。
決して、あれが良いコレが悪い、ああしなさいこれはするな、とは言っていないんですね。
今度アドラーの解説動画でも作ろうかな。
あ、こっちは、違う本ですけど、人間関係の諸問題を扱った講義。