この本、めっちゃおもろかった。
戦国時代の小説は好きでいろいろ読んでいたけど、
この「信長の原理」の切り口は斬新だった。
信長の勃興期から本能寺の変まで、組織論に注目して、パレートの法則・働きアリの法則を通して進んでいく。
法則として、組織は自然と2:6:2にわかれ上位2割が組織を引っ張る、6割は付いていって普通に活躍はする。下の2割は怠ける、もしくは、足を引っ張る、反抗する。
例えば、上位2割だけを選抜して集めても、その中で2:6:2にわかれはじめてしまうという。
信長もこれを体験して、実感していく姿が描かれていく。
↓こちら著者のインタビュー
垣根さんも言っていますけど、完璧な組織や集団を求めると、そこからこぼれていく人が出てくる。
「不完全ではあるけど、限りなく改善していくことができる」組織。
これをうちの会社も目指している。