「子どもをダメにする禁句」
僕はね、生徒に、必要ならかなり厳しく伝えることをしてきました。
大人である先生たちにも、必要なら厳しい言葉で伝えてきました。
だから、保護者様にも必要なら厳しい表現で、摩擦を恐れず言わせていただいております。
以下、気分を害されそうな方はお控えくださいね。
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「あんたの友達の太郎くんは、本当に優秀らしいね。
スポーツもできるし。
それに比べて、あんたはなんでそんなに勉強できないの?本当に何をやってもダメね。
お母さん、あなたをそんな風に育ててしまって後悔しているわ。」
さすがにここまでひどいことを言う親は減ってきましたが、友人と比べるならそれなりの根拠があって、納得してもらえないと逆効果ですよ。↓
極端な例ではありましたが、
遠回しにでも、子どもを傷つける禁句を平気で言ってしまう親が多くいらっしゃる。
子どもの心を、尖った刃でぶっ刺してしまっています。
それがどれくらいひどい発言かわかりやすく表現しますね。
「たけしくんのお母さんってすっごい料理うまいんだよ。
しかも美人で優しいんだから。
なんでうちのママはそんなに料理が下手で、ブスでチビなの?
お母さんのもとに生まれてきて後悔しているよ。」
なんて子どもに言われたら、やっと母親は気付くのでしょうか?
いや、気付くより前に傷付いてヒステリックになってしまうかもしれません。
そこで、自分が子どもを同じような言葉で傷つけていたことを棚に上げて、
「この子は、なんて親不孝なの?私の子じゃありません!」
と、更にエスカレートするのかな。
もし、こんなことがあるとしたら、
これ、家庭での悲劇。もう虐待ですよ。
そんなひどい家庭はドラマの世界?いやいや、確かに極端ではありますが、ここまではいかないとしても、多くの家庭で似たようなことが起こっていると思います。
そんな家庭の子どもは、勉強面や、友達面や、生活面などで問題を起こすことも多いです。
子どもが起こす問題は、家庭内から発生することが多いですね。
そうならないために
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子どもを大切な一人の人間として認めましょう。
確かに子どもは未熟で、親からみれば不満があるでしょう。
しかし、それが子どもなんです。
深呼吸して、お子様が生まれたときのことを毎回思い出しましょう。
何をやっても褒めて、喜んでいたころを思い出しましょう。
去年、愛する娘が生まれた
僕自身への戒めの意味で。。。。
10年後の僕へ。